ダイエットQ&A

筋肉をつけつつできるダイエットの仕方は?
Q:19歳大学生です。高校3年から運動しなかったせいか、体重が70キロから85キロまで増えてしまいました。ダイエットしようにも、何をしていいのかわかりません。筋肉をつけつつできる、正しいダイエットのしかたを、教えてください。よろしくお願いします!
A:筋肉をつけつつできるダイエットの仕方?まだ19歳と若いので体脂肪を気にするよりトレーニングで体力をつけることをまず考えればいいでしょう。筋肉がつけば自然と体に張りがでてきますし、代謝もあがるので体脂肪も徐々に減ってきます。
ここでは、つきすぎた脂肪を取り、すっきりした筋肉質のボディをゲットするという目標達成のためのポイントを参考のために説明しましょう。
まず、目標達成のための3つの条件
@定期的にトレーニングをすることによりカロリーの消費をはかる。
A筋量を増やすことによって代謝の高い体にする。
B摂取カロリーと消費カロリー(基礎代謝+生活消費+トレーニングによる消費)のバランスを考えた食生活をする。

[なぜウエイトトレーニングはダイエットに効果的か?]
ウエイトトレーニングやエアロビクスなどの運動によって消費されるカロリーは、30分、1時間懸命にやってもせいぜい500キロカロリー、ショートケーキを1〜2個、ラーメンを1杯食べれば帳消しになってしまうびびたる量です。ではなぜウエイトトレーニングがダイエットに良いかと言うと、トレーニングによって筋量が増すことにより代謝量が増加し、運動していない時でも代謝が高い状態を保てるようになるからです。そのため余分めに摂ったカロリーも消費され脂肪がつきにくくなるのです。
ここで大切なことは、胸、背中、脚などの大筋群に重点を置き、トレーニングの内容が筋量を増加させるレベルのものであるということです。

[食事のとりかた]
基本は高タンパク、低脂肪、適量の炭水化物、そして食べ過ぎない「腹八分目」を習慣にしてしまうことです。

いくら代謝の高い体であったとしても、摂取カロリーが高すぎると、消費されなかったカロリーが皮下脂肪や内臓脂肪として体に貯えられてしまいます。そこで必要な栄養素を欠乏させずに余分なカロリーを制限する必要がでてきます。制限するものとは間食、ジャンクフード、脂肪などです。
ここで注意することは、摂るべきもの(蛋白質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、野菜など)は十分に摂り、ジャンクフードをやめるのではなく、制限する、食べ過ぎないということです。やめようなどときばって構えるとストレスが貯まるし長続きしません。私の場合、ダイエット中、ウイークデーは決めたメニューを守り、土、日は大好きなチョコやケーキを食べるようにしていました。これによりストレスがなくなり、より美味しくチョコやケーキを食べられるようになりました。

[具体的なやり方・・・]
これは1プランですが、・・・
◎3度の食事の中から、出来るだけ炒め物、揚げ物を除く。
◎肉は脂身を避け、チキン、魚をメインに。
◎間食をやめる。
◎コーヒー、紅茶はブラックで。
◎朝、昼にしっかり食べ、夜は最も少なく。特に寝る前は避ける。(ごはんを半分に減らすなどの工夫を!)
◎サプリメントとしてプロテイン(おやつ、間食代わりにノンファットミルクか水でといて飲む)、マルチビタミン&ミネラル(食後)を摂る。

大食いの習慣がある場合は、最初の2〜3週間は少し厳しいかもしれませんが、伸び切った胃を小さくするためにも多少の辛抱も必要でしょう。
ダイエットを始めて効果が数字や外見上に認められるようになるには2週間はかかります。
減量のスピードは速くても1週間に0.5キロ以内にとどめるようにしましょう。
トレーニングは、スクワット、ベンチプレス、ショルダープレス、チンニング、バーベルカールなどの大筋群を鍛える基本種目をメインに構成し、筋力アップを目指します。腹筋は毎日やってもかまいません。(BIG TOE)
ガタイを保ちつつ腹をへこめたい。
Q:トレーニングをはじめて1年経つのですが、お腹周りが気になってトレーニングを初めましたが、ガタイは良くなってきたのですがウェスト周りがへこみません。有酸素運動をすればよいと聞いたのですが 、有酸素運動をすれば全体的に縮んでしまうため、ガタイをキープしたまま腹を6個の筋肉に割る方法はないでしょうか?
ちなみにトレーニングは週に3回、各ブイばらばらにメニューを組んで トレーニングしています。
A:筋量がそこそこついてきているのであれば、筋トレでの使用重量を落とさないようにキープしながら消費カロリー(生活、トレーニング、代謝)と摂取カロリーのバランスを考えていくことでしょう。それには、まず食事の内容の見直しが必要です。
ただ、筋肉がついてきて脂肪が増えていないのなら、筋トレはそのままのペースで継続し、使用重量アップを心がけ、食事面で夕食のカロリーを減らす(例えば、ごはんを2杯から1杯に減らすとか、油物、揚げ物を控える)、間食を控えるくらいで様子をみてはいかがでしょうか。
あまり極端にカロリーを落とすと、代謝がさがりエネルギーを消費しにくい体になってしまいますし、トレーニングの使用重量が落ちていくようであれば、筋肉が異化方向に向かっていると解し注意が必要です。
有酸素運動はカロリー消費のために有効ですが、トライアンフさんの言われるように軽い物を週に1〜2回にとどめた方がいいと思います。腹筋運動はトレーニングのあとに毎回おこなってもかまいません。ただし、腹筋運動は筋肉をひきしめるためと考えて下さい。(BIG TOE)
横っ腹の贅肉がとれない。
Q:長年ためた横っ腹の脂肪が、どうしてもとれません。触れば、贅肉の下に筋肉があるのは分かるのですが…(まぁ、それもしれていますが)よく、雑誌とかに、腹直筋、腹斜筋を鍛えるべし!とかいているのは、分かるのですが,確かに、贅肉の下の筋肉は鍛えられてると思うのですが,上の贅肉は、あんまり関係ないのでしょうか?今現在、贅肉の下に硬い筋肉がある,という感じなのです。24歳なのに…。力を入れた時,影が出るくらいにまでにしたいのですが…ちなみに、筋トレは,週に3回、胸と腹を中心にジムでしています。あと、自宅ではテレビを見ながら腹筋と腕立てをほぼ毎日しています。
A:よこっぱらの贅肉。これで悩んでいる人は多いでしょうね。
腹筋運動はジムと自宅で結構な量をやり込んでいるようですが、腹筋運動は腹直筋と外腹斜筋を大きくし腹を引き締める効果はありますが、その上を覆っている脂肪を落とすのにはかなり無理があります。小さい筋肉を鍛えて消費するカロリーはしれていますから、これで脂肪を落とすために何時間も腹筋運動を続けられる人はそういないでしょう。
貯め込んだ脂肪をとるには、基本的には摂取カロリー<消費カロリーの状態にしなければならないのですが食事面でカロリーを落としすぎると筋肉をエネルギー源として使ったり、防御反応でかえって脂肪を貯め込む方向に向かい筋肉が落ち脂肪が落ちない、落ちてもすぐリバウンドするという結果になってしますのです。
そこでたん白質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、野菜をしっかり食べながら、ベンチプレス、スクワット、ローイングなどの大きな筋群を鍛えるトレーニングで筋量を増やすことによって代謝をあげ、有酸素運動によって消費カロリーを増やすことを平行して実施することが大切になります。
よこっぱらが気になるということですが、そのレベルになれば他の部分にもかなり脂肪がついてきているはずです。反対に全体の脂肪があるレベルまで落ちると急に横っ腹も落ちたように感じるものです。
まず、間食をやめる、コーヒーに砂糖を入れない、寝る前にカロリーのあるものを食べない、腹八分目から実行してみてはいかがでしょうか。
トレーニングに支障をきたしたり、使用重量が落ちたり、疲労感をいつも感じることは、カロリーの削りすぎで決していい結果はでませんから注意してください。
参考(横っ腹に有効な種目)サイドベント・ツイスト
減量中、寝る前のプロテイン摂取は?
Q:ただいま、減量中なのですが、寝る前のプロテイン摂取は良いのでしょうか?(体に脂肪的効果が出るのでは?)
1日3回・・大盛り3杯(40g)/回摂取しているのですが、朝・トレーニング後・寝る前です。 朝だけは、BIG TOEさんおすすめのバナナ&玉子も一緒に摂取しています。
本などに、寝る前30分〜1時間前に摂取すると睡眠時の男性ホルモン酵素の活性化に伴う相乗効果が期待出来るなど書いてありますが、これはバルクアップ時の事だけなのでしょうか?
A:私はバルクアップ時には寝る30分〜1時間前にプロテインジュースを飲んでましたが、(例のバナナ、卵入りです)減量期にはプロテイン+水、またはアミノアシッドを飲むようにしていました。
1日のトータルカロリーがオーバーしていなければ、ローファット、ノンファットまたは水で飲むくらいは気にする必要もないと思います。
期間的に余裕があるのであれば、じっくり鏡の中の自分と相談しながら、体重、皮下脂肪厚を観察していけばいいと思います。減り具合が悪い、止まってしまった場合はプロテイン+ローファット→ノンファト→水→アミノ酸と切り替えればいいのです。
反対にパワーが落ちてきた、体がだるいと感じるときは、カロリーを少しづつ増やしてやる必要もでてきます。
それからプロテインの量を少し減らしたようですが、まだ減らしてもいいと思いますよ。逆に炭水化物を減らしすぎるとカロリーの不足分を筋肉を分解して補おうと体が働くので注意が必要です。
効果的に筋肉をつける食事のタイミング
Q:ボクは柔道をやってて、 筋トレにはげんでいます。 それで質問なんですけど、効率よく 筋肉をつけるには筋トレのあとにご飯をたべるのと
筋トレの前にご飯をたべるのとどっちがいいのですか?ボクは今16歳もうすぐ高2です。
A:ふつう、筋肉をつける目的でトレーニングする場合、トレーニングをする1時間〜30分前にはバナナ、麺類、おにぎりなどの炭水化物さらにはBCAA、グルタミンを摂り、トレーニング後1時間以内にプロテインなどのタンパク質を中心に炭水化物をした食事またはMRPなどのサプリメントを摂るのが良いと言われています。
でも、基本は3食をバランスよく食べること、そのうえでさらにレベルアップを目指す、不足分を補う、効率よく栄養分を補給するのが栄養補助食品(サプリメント)であることを忘れないでくださいね!!
頑張れ!!柔道一直線!!
筋肉をつけるのが先、脂肪をおとすのが先?
Q:私は今年で32歳になります。トレーニングを始めたのが20歳のころで体重は58キロでした。26歳の時に65キロで体脂肪率は15パーセントだったのに,トレーニングをサボっていたので現在は70キロで体脂肪率は25パーセントになってしまいました。このままではと思い今年から本格的にトレーニングを開始してます。体脂肪率を15パーセント以下に落とし,体重を68キロにするのが今の目標です。そのためには除脂肪体重の増加(筋肉を増やす)を優先したほうがよいのか,体脂肪を落とすほうを優先したほうがよいのかわかりません。最近はベンチプレス,ショルダープレス,スクワット,ラットマシンプルダウン,バーベルカール,バックエクステンション,腹筋,カーフ等をプルとプッシュの日に分けてピラミッド法で月,水,金と行ってます。トレーニングは45分くらいで後は有酸素運動を脈拍を150回/分に設定してエアロバイク等を行ってます。食事は脂っこいものを避け,トレーニング後にプロテインジュースをとる程度です。体重は1月から2キロ落ちましたが体脂肪率は25パーセントのまま落ちません。どうしたらよいかアドバイスをお願いします。体脂肪率はジムにある裸足でのる体脂肪率体重計で量ってます。
A:長期間トレーニングから遠ざかっていたのですから、まず、トレーニングで筋量を26歳当時に戻しましょう。
一度つけた筋肉は体が覚えていて、意外に早く元に戻るもんです。(マッスルメモリーと言います)当然のことながら、脂肪量はそのままでも筋量が増えれば体脂肪率は減少します。それに筋肉に張りがでてくれば、締まって見えるようになるものです。
現在、油ものを控えているとのことなので、加えて筋量がアップすることによって代謝が上昇することを考えれば、それだけで相乗効果で体脂肪は減ってきます。
まず筋肉をつけてから、必要に応じてカロリーコントロールをしていけばいいと思いますね。 基本的な心得として体脂肪を気にしている場合、腹八分目の習慣を心がけることをお勧めします。
痩せて筋肉もつけたい。締まった体にしたい!!
Q:僕は、太っていて胸にも肉が多く、腹は座ると2〜3段で、足は人一倍太く、座ると太股の後ろの肉が広がってすごく太くなります。顔もまぶたが奥二重になり頬の辺りにも肉が付き丸顔になりました。腹筋や背筋鍛えで筋肉をつけたいと思って腹筋を部屋で数十回すると尾骨の所に水ぶくれができてしまいます。僕はもっと全身を痩せさせて体格を整えてから体を鍛えて行きたいと思っていますが、脂性で大食いです。だからどういう運動やトレーニングが自分に適しているのか、どうすればやせるのか、どうやって胸や腹に筋肉をつけていけばいいのかなど色々な疑問があふれてきます。出来れば良い運動やトレーニングの仕方などを教えて下さいお願いします。
A:かなり深刻なようですね。文面からしてかなり太っているようなのですが、原因として子供のころからの生活習慣が考えられると思います。
健康な理想的な体を保つ基本として、
@適度な運動 Aバランスのとれた栄養 B十分な休養があげられますが、適度な運動とは、自分の体力にあった継続を維持できるレベルの運動です。栄養については3大栄養素(蛋白質、炭水化物、脂肪)に加えてビタミン、ミネラルの微量栄養素、繊維などをバランスよく摂取することです。そして、疲れは次の日に残さないということですね。
方法としては、トレーニングはウエイトトレーニングで筋量を増やすことによって、代謝をあげる。つまり、脂肪を燃やしやすい体にします。
有酸素運動(心拍数が120くらいを維持しながら、20分以上継続する)によって蓄積した脂肪を燃焼させます。
食生活は、@腹八分目におさえる。A3食をきっちり摂る。(朝、昼はしっかり、夜は控えめに)B間食を控える。 C揚げ物・油物(から揚げ、天ぷら、炒め物、豚肉)を控える。Dコーヒーの砂糖、フレッシュをひかえる、ようにします。
ご自身大食いと自ら認められているようですから、まず腹八分目を心がけて、膨れた胃袋を小さくする必要があるでしょう。(体力があって、筋肉が多くトレーニングでガンガンカロリーを燃焼できる人は別ですが。)最初の2週間くらいは、ひもじい思いをするかもしれませんが、胃が伸び切っている場合は、我慢も少しは必要です。胃が小さくなれば少量の食事で物理的な満腹感は得られますし、実際の必要量を満たした満腹感は血糖値で得られます。伸びた胃が一杯になるまで食べるとオーバーカロリーになってしまいます。
過剰についた脂肪をとるには、摂取カロリー<消費カロリーを忘れないでください。
もちろん、必要な栄養素(蛋白質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル)は充分に摂ることは言うまでもありません。全体量と脂肪分、間食を減らすのがいいでしょう。脂肪もホルモンの生成などになくてはならない栄養素ですが、ほとんどの食品に含まれていますから不足するということはあまり心配することはないでしょう。
また、脂肪分をほとんどとらずに蛋白質を摂取する方法として、「プロテインパウダー」を利用するのもいいでしょう。減量中は微量栄養素が不足する可能性があるので、「マルチビタミン&ミネラル」を摂ることもお勧めします。
あと、ニキビに悩まされているようですが、繊維質を含む野菜類を多めに摂りましょう。もちろん、油性ドレッシング、マヨネーズは控えてノンオイルのドレッシング、ポンズなどで食べましょう。
トレーニングについては、ジムでやるなら、ベンチプレス、ショルダープレス、スクワット、ラットプルダウン、カール、シットアップなどの基本種目を中心に6〜10回できる重量で3〜5セットを週に1〜2回行ないまずは筋力アップに努めましょう。
家庭では、ヒンズースクワット、腕立て伏せ、シットアップを限界回数1セットを1〜2日おきに行ないます。
尾骨の部分の皮がめくれたり、水脹れになるのは、厚めの座布団を敷いてください。それに膝は曲げてやってますか?脚を伸ばしてやっていると皮がめくれるだけでなく、腰を痛める原因となります。
有酸素運動は、ジムでは、エアロバイク、ステッパー、ランニングマシン、エアロビクスダンス、家庭ではジョギング、ウオーキングを1日20〜30分、週2回程度から初めてはいかがでしょうか。
体は自分を信じて実行すれば必ず変えられます。あせらず、1ヶ月2・3キロのペースでゆっくり着実に進みましょう!
体重が思うように落ちない
Q:トレーニング歴1年2ヵ月の30歳。現在、身長168センチ 体重69キロ体脂肪率(最近は恐くて測っていませんが)16%です。
去年、体重が80キロ、体脂肪率27%ということで、ダイエットの為にトレーニングを始めました。
当初、全身のサーキットトレーニングと有酸素運動をして3ヵ月で16キロへり体脂肪率も12%まで落ちました。その後、ウェイトトレーニングに目覚め@胸・肩・三頭A背・二頭B脚の三分割法でトレーニングをして、去年の9月からはプロテインをトレーニング後に20g低脂肪乳とシェイクして飲んでいます。
最近のトレーニングのメニューは@胸A肩・三頭B背・二頭C脚と四分割にして、各部所5種目を8〜12repで限界になる重さで3セットづつこなしています。それに加え、20〜25分の有酸素運動をウェイト前におこなっています。トレーニングはほぼ毎日行っています。
典型的な食事を言いますと、
@朝   野菜のスープ・トースト2枚(何もつけません)
A昼   ソバ、カルシウムパーラー(飲料水)
   トレーニング前、アミノ酸、ヴァーム、
   トレーニング後、アミノ酸、マルチビタミン、プロテインタブ
B夜   野菜のスープ・菓子パン・ホエイプロテイン30g
         低脂肪乳でシェイク。ダイエットコーラ
ダイタイいつもこのような食事です。
文面がどうしても長くなって申しわけありませんが、ここで最近の悩みなのですが、つづけてきたこの生活なのですが、先月土曜日、日曜日は完全に食べたいものを食べていたら、体重が3キロ増えてしまい、今月に入ってから食べたいものを我慢しているのに、体重が減らないのです。鏡に映る自分の姿をみても多少お腹がでてきてしまっているのがわかるのです。途中有酸素運動の強度を上げたりし、時間を長くしてみたりしましたが、思うように体重が落ちません。私の目標は、(矛盾があるかもしれませんが)筋量をもっと増やし、最終的には体脂肪も10%前後にしたいのが希望です。
今後のトレーニングや食生活に何かアドバイスを頂けませんでしょうか?よろしくお願いします。
A:3ヶ月で16キロ減はすごいですが、早すぎですね。サーキットトレーニングと有酸素運動でこの短期間に減量したのですからもともと体力はあったんでしょう。プラス思い込みの深さがうかがえます。
各パーツに5種目×3セット(15セット)はバルクをつけるには、量が多すぎるような気がします。量を減らしその分強度をあげるほうがいいのではないでしょうか。
また、週に1〜2日は完全休養日を設けた方が体の発達のためにはいいと思いますできるだけ短時間に強い刺激を筋肉に与え、充分な栄養と休養をとることです。休んでいる時に筋肉は発達するのです。ちなみに私の場合、1部位に2〜3種目、腕は1種目主義でしたね。
有酸素運動も特に疲労感がなければ問題はありませんが、疲労が残るようであれば減らしましょう。有酸素のやりすぎは筋肉を異化方向に向かわせるということもあります。
食事は朝、昼になにかタンパク食品を加え、夕食の菓子パンは種類がわかりませんが、ごはんかパスタのほうがいいのではと思います。菓子パンは思っている以上にカロリーが高いものがあるので注意が必要です。どうしても脂肪がおちにくい場合は、期間を決めて炭水化物を制限してみて様子をみるのもひとつの手ですね。カロリー制限中は、栄養がかたよりがちですし、特に一人暮らしだとインスタントものや食材が片寄る可能性が多いのでマルチビタミン&ミネラルの補給も考えればいいと思いますね。
まず、筋肉をつけることを優先したほうがいいと思います。
汗と体脂肪。脂肪を落としやすいセット数
Q:4月に入ってからダイエット徐々に始めました。まずはエアロを週に3〜4本、ステアマスタを週に3〜4回(30分〜40分)。そして大事な食事はなるべくカロリーを控え、栄養を考え・・・と思っていますが、でもなかなか汗をかきにくくて、みんな汗だくになっていても、私はちょっと出てきたかなというくらいで、1時間以上動いて人並みに汗が噴き出てきます。これも謝が落ちているからなんでしょうか。
12年前のコンテスト体重は52kgでした。でもそのときもまだまだお肉いっぱいって感じでしたけど。当時のベンチプレス自己記録は55kg、スクワット80kgでした。
脂肪を落としやすい回数やセット数があれば教えてください。(M)
A:汗の量と脂肪の減る減らないは直接関係ないですね。
汗というのは体温の上昇を抑えるための防御反応ですから、汗が出難いというのは体力があって心肺機能が優れているか、おっしゃる通り基礎代謝がおちているのかもしれません。汗をかくことによる体重減は水分の減少による一時的なものですから気にすることはありません。
今後は筋トレで筋肉を鍛えて代謝をあげること、カロリー消費のために定期的な有酸素運動などのトレーニングを習慣ずけること、まめに体を動かすこと、食べすぎに注意することです。筋トレの経験があるようですので初心者より戻りやすいと思いますが、スクワット、ベンチプレス、ラットプルダウンなどの大筋群と腹筋を中心にメニューを組み各部囲週1〜2回行ないます。脂肪を落としやすい回数は基本的には10〜20回の高回数が良いといわれますが、筋トレはあくまで筋肉を発達させることにより代謝をあげるものとし、6〜12回でより強い刺激を筋肉に与えるほうがよいのではないでしょうか。
エアロ週3〜4本、ステアマスタ集3〜4回はハードですね。疲れが残っていませんか。疲労感を感じた時は思い切って休んで疲れを取ることも大切です。これによって疲れが取れて代謝が上がることもあります。それにたまにはエクササイズ、ダイエットの奴隷とならないで思い切って食べるのもいいと思います。一度にどか食いしても吸収される量は限られているので心配いりません。
私もコンテストに向けての減量中でも、仕事での付き合い、飲み会などがあれば行って思い切り飲んだり、食べたりしましたし、日曜日には好きなケーキ、チョコなんかを食べてました。結果的に体力を落とさずストレスもためることなくスムースに減量できました。
Mさんは、数字から見て女性として太りすぎということはないと思いますから、あまり自分を追い込むようなダイエットはしないでください。
私の例のようにウイークデイは慎み、日曜日は好きなものをというように、トレーニングと同様強弱をつけたらいいと思いますね。効果がもうひとつでしたら、夜はササミまたは、皮なし胸肉と野菜のなべをポンズ+ダイコンおろしで食するというなはいかがでしょうか?
ハイ、実は私の減量時のメインメニューです(笑)。
朝と昼の炭水化物とビタミン&ミネラルのサプリメントは忘れないでくださいね。
一食くらい大丈夫?
Q:ダイエットがんばっていますが、先週職場の歓迎会があり食べてしまった・・・1食ぐらい大丈夫だときいていても、なんか食べたら食べた分だけデブになりそうで・・・
A:私自身以前のようにウイークデーは決めたメニューを出来るだけまもり、日曜日は好きなものを食べる、ウイークデーに家にケーキがあった時は夜ではなく朝に食べるようにしています(笑)。
大好きなチューハイも回数は減らしましたが飲んでます。
1日くらい気にすることはないですよ。気にするほうが精神衛生上悪いですからね。
人間が1回の食事で摂ったカロリーを吸収する量には限りがあるし、一時的に増えたとしても胃腸の内容物、水分ですからね。2・3日すれば元に戻ります。それどころか、かえって代謝が上がることだって期待できます。
ダイエットサプリについて
Q:ダイエット食品・サプリについておしえてください。
A:ダイエット食品というのは、基本的にマンナンのように胃を膨らませて満腹感を与えるタイプ、カプサイシンなどのトウガラシ成分で代謝をあげるタイプ、糖を分解する作用があるとされるものなどがありますが、体を動かさずに飲むだけでみるみる痩せるというのはちょっとどうかという気がしますね。それではまず張りのある健康的な体は望めないでしょうし、まず体力はつきませんね。
ダイエット中のサプリメントの摂取に関して、私の考えでは第一にダイエット中に不足しがちな栄養、偏りがちな栄養を補うものと考えます。具体的には、たん白質の不足を脂肪をなるべく摂らずに補うためにプロテインパウダー、アミノ酸を使う、偏りがちな栄養を補うためにマルチビタミン&ミネラルを使うなどです。これらは即ダイエット効果があるというものではありませんが減量期に限らず、健康な体、体力作りにはなくて
はならないものだからです。
ファットバーナー類は代謝をあげカロリーの消費を活発にするのが目的ですから、基本は運動で体をつくる、それに相乗効果をあたえるプラスαのものと考えてください。
トレーニングなし、食事制限もなし究極のダイエット?【参考討論】
Q:テレビを見ていたらダイエットについてやってました。このダイエット法はいままでのものと違い、普通に食事するもので、摂取カロリーも減らすわけではなく、ただひとつメニューに気を付けるものです。
理論としては、まず普通に食事した場合、食後血糖値が上昇し、インシュリンが糖を細胞や肝臓へ運ぶわけですが、普通の食事は急激に血糖値が上がるため、使用されない糖分は脂肪細胞へもっていかれ、そのまま脂肪となります。
それなら血糖値が上がらない食事(炭水化物ぬき)をすればいいではないか?となりますが、その場合血糖値が低くなりすぎて筋肉を溶かして使用するためよくない。
そこでこのダイエットなのですが、炭水化物の中でも血糖値が急激に上がらる物と上がらない物があり、それに気を付けて食事をすると言うものです。
具体的には血糖値が上がりやすいものとして、白米、食パン、うどん、とうもろこし、にんじん、ジャガイモなどがあり、上がりにくいものとして、玄米、らい麦パン、パスタ、そば、ブロッコリーなど
何が原因で血糖値が上がりやすい、上がりにくいかはわかっていないとのこと。
また、酢や食物繊維も血糖値の急激な上昇を抑えるとのこと。
それともうひとつ、脂肪分の多いものは避ける
これらの事項に気をつけて食事すればよいとのこと。
これなら、外食でも実践しやすく、運動する時間がなかなか取れない人でも健康的にダイエット可能。
また、トレーニーの方々のバルクアップ時期でも脂肪を付くのを抑えられ、ダイエット時期でもパワーダウンすることなく、上手に減量できるのでは?
私はそろそろ夏が終ったらまた大食いバルクアップを考えていますが、 これらのことに気をつけて食事してみたいと思っております。
どう思われますか?
『糖新生』の事に触れてある部分は正しいと思いますが低血糖値にキープする事のデメリットが全く触れていなかったです
デメリットを言えば『究極の楽して痩せるダイエット!』ってイメージがなくなるし視聴率にも影響があるからでしょう
怠けてなにもしないような、グウタラがこういう特集を好んで見るからです。しかも一キロやせるのに『バイクを40時間こがないと痩せない』
だから運動で痩せるのは難しいって説明がありましたが、誘導的に運動は無駄って論理がグウタラ です。人間は生きていくだけでカロリーをつかうし(もちろん寝ている状態でも)そういった基礎代謝の部分を全く無視で放送していると思います。
話は戻りますが『糖新生』とは一日の摂取総カロリーが80%を下回るときに体が飢餓状態に(脂肪をためたすく脂肪が燃えにくい体)なる事 、また血液中の栄養が少なくなるとそれを補う為に筋肉を分解してエネルギーに変えてしまう事です。こうなると体力低下だけではなく基礎代謝もさがり、血液中に悪玉コレステロールをためるようになります
これを防ぐ為に例えば一日2500カロリー取っている人なら 500カロリーを食事制限して一日2000カロリー(食事制限の限界)にして毎日有酸素運動を500カロリー(中強度の運動・心拍数が120〜150くらい)してダイエットとしての『食事制限』+『有酸素運動』 、あわせて1000カロリーの減量、一週間で7000カロリー(脂肪にして1キロ)この方法の減量はほとんどが脂肪だけを燃やせるので筋肉にほとんど影響ない。一月で3〜4キロのダイエットが健康をキープしながらの 減量の限界です。これ以上のダイエットは基本的に無理があります (F)
低糖質ダイエットですね、一般ではアトキンス式が有名です。アトキンス式はボディービルダーや減量を要する競技者の中では早くから取り入れられてきた方法です。気になるのがTVでどの程度の事を放映したかですね、あまり極度に炭水化物を摂取しなかった場合、体の糖分が少なくなり低糖症になってしまい、ひどい時には死にいたると言う事です。やはり人によってはすぐに効果が出るわけでないので、極度に炭水化物を取らなくなる人が出てくると思います。ちょっと怖い気がしますね。(K)
私も見ましたが、前回の胸、脚、背中、腹の「アイソメトリックストレーニング」にしても真新しいものでもなんでもなく、確かにしないよりはするほうがいいとは思いますが、あの程度の運動で筋肥大、基礎代謝アップを期待するのは限界がありますし、トレーニング経験のない人に100%の力を発揮させるのは難しいとも思いました。
30年ほど前にブ○ワーカーがブームになったことがありますがあれの蒸し返しという感じもします。アイソメトリックストレーニングは面白味がなく続けるのも難しいとも思います。
自分で体をつくったことのない大学のえらい方が理論を語れば、一見そうかなあと思いますが説得力はないですね。
今回の「食事制限もなしトレーニングもなし、楽してやせられる究極のダイエット」にしてもボディビルダーのあいだではずいぶんと昔から言われていることでした。
グリセミック指数の高い白米や食パンを食べずにグリセミック指数の低いパスタ、玄米、そばなどを摂れば血糖値が急激に上がらずインシュリンの分泌がおさえられるため脂肪がつきにくいというものですよね。
これも言ってることは間違っていないとおもいますが、長年の運動不足、飽食の結果ついた脂肪を楽して取ろうというのは甘いと私も思います。
糖新生の話もでてましたが、筋肉よりも脂肪のほうがガンコなのです。へたをしてエネルギー不足から筋肉を消耗してしまうと代謝が落ちてそれこそリバウンドをおこしてしまいます。
理想のやり方は、食事からの摂取カロリーを減らすこと、筋トレによる代謝アップ、有酸素運動による消費カロリーアップをバランスよく行なう方法です。
番組でも最後に運動との併用を進めていましたね。
ただ、ダイエット中はジャンクフードよりはグリセミック指数の低いものをとるほうがいいことは間違えないですし、私の経験からも白米よりも玄米を摂っていた時の方が同じ体重でも脂肪の少ない体をキープできたことを付け加えておきます。 (BIG TOE)
15才、ダイエットしたいけどどうしたらいいの?
Q:あたしは、15歳の学生なんですけど・・・。いちを、部活に入って運動はしているんですけどやせません。なぜでしょうか?!しかも、やせるといっても胸からおちていくようなんです。
どんな、ダイエットのしかたをすれば自分の落としたい所が落ちるんでしょうか?あたしは、まず足とおなかの肉をおとしたいんですが・・・。
教えてください。お願いします。
A:女性の方でしょうか。太っていると思っておられるようですが、詳細がわからないので断定できないのですが、まず15歳とうことですからこれから大人になっていく成長期ですよね。この時期はホルモンの分泌が盛んになり大人の体になる大切な時期なので、健康に影響を与えるほど太っていなければダイエットする必要はないと思います。
まず、健康第一に考えてください。成長期にしっかり栄養を摂らないと伸びる身長も伸びなくなりますし、ホルモンのアンバランス等から正常な成長に影響を与える場合もあります。例えば、身長で言えば成長期を過ぎてからではいくら栄養を摂ってものびませんよね。
そこで、今は部活に入っているということなのでしっかり運動し、健康と体力アップを基本に考えてください。健康でしっかり筋肉を動かせば、体全体の基礎代謝も上がってきますから脂肪はつきにくくなります。また、大人になってダイエットに取り組む際にもまずは基礎体力作りから始めるので有利になります。
食事は、抜いてはいけません。3食食べ、余分な脂肪をつけたくないなら朝、昼は炭水化物、たんぱく質、野菜を中心にしっかり食べ、夕食を控えめにする、間食をできるだけ控える、コーラなどの炭酸飲料など砂糖を多く含むものを控えるくらいが良いと思います。
運動は、全身運動を中心にして、お腹の引き締めのために腹筋運動を取り入れるといいでしょう。(但し、腹筋運動は腹の筋肉を引き締める効果を狙うものであり、脂肪を減らす効果を期待するものではないということを覚えて置いてくださいね。)
太めのほうが実際健康的という調査結果もありますし、気にすることによって精神面でネガティブにならないようにしましょう。「今は太いけど仮の姿よ」くらいに考え、くれぐれも健康を害するようなダイエットはしないでくださいね。
 今は、健康第一に考えましょう。勉強でもクラブでも、仕事でも健康であれば何でもできます。明るくがんばって行きましょう!!
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