つらい気持ち、悲しい気持ち、悔しい気持ちが溜まってきたら、ゆっくり走ることにしています。できれば自然の中を走ります。夜走るのも効果的です。足を動かしている間も、あれこれと考え続けています。
しばらくすると心が静まってきます。 走れば問題が解決する、なんてことはありません。けれども「じたばたするのはやめよう」という気持ちになれるのです。
ところで、ウエイトトレーニングはストレス解消に役立つでしょうか? 長期的影響を考えると「YES」と言えるでしょう(それも十分に)。身体がしっかりしてきて姿勢がよくなると自信がつくからです。
筋肉を鍛えることのプラス効果を考えてみます。
・ものごとに積極的に取り組もうという意欲が湧いてくる。 ・トレーニングで得たパワーを「正しいこと」に使うことができる。たとえば高齢者の介護など。 ・肉体的に格好よくなるので異性にモテるようになる。若い人にとっては切実な問題でしょうね。 ・身体がデカくなると、声が大きくなり、大雑把な性格になる傾向がある(はたしてプラス効果かどうか?)。
走る(歩く)と頭がよくなると言われます。これはほぼ確実です。 それでは筋トレで頭がよくなるでしょうか?
個人的にはこれも「YES」だと思っています。 とくにスクワットは頭にいいようです。なにか新しいことを勉強しようという意欲が高まってきます。
筋トレのマイナス面についても考えてみます。
日本では、筋肉型の男性美は他の男性たちからの嫉妬を集める傾向があるのではないか、という疑惑を私は抱いています。たとえばTVコマーシャル。筋肉隆々のボディビルダーは、ほとんどの場合で「お笑い」の対象とされています。
「肉体派の男性は知性面で劣る」という偏見が、日本の社会には厳としてあるようです。 となると、BIG
TOEさんやSATOさんは、行く先々で嫉妬と偏見の対象になっているかもしれませんね(笑)。
幸か不幸か、自分の場合そんなことはありえませんが・・・。 いや、正直なところを言うと、これはやはり「不幸」な状態でしょう。
「一度でいいから、人から妬まれるくらいになってみたい」これが本音です。
平成15年4月28日 喜八 |